肌荒れ

カミソリで剃った部分に痒みや痛み、出血などが見られる「カミソリ負け」を始め、男性の毛の自己処理に肌荒れはつきものです。特に不衛生なカミソリやシェーバーを使ったり、強く肌に押し付けたり、同じ箇所を繰り返し自己処理すると、その部分の肌が荒れやすくなります。

埋没毛

埋没毛は肌の表面に埋もれてしまった毛のことで、放っておくと肌の下で成長を続けてしまい、黒い斑点に見えるようになるほか、肌表面が凸凹になってしまいます。埋没毛の原因は乾燥や肌荒れ、そして毛抜きを使った自己処理です。

チクチク感

男性の毛は女性の毛に比べて太い場合が多いため、自己処理の後のチクチク感も強くなる傾向があります。そのうえ、部位によっては生えかけの毛が刺さったり、擦れたりすることで、周辺の肌が荒れる場合もあります。

時間と労力

太い毛が生えている面積が大きいぶん、男性が自己処理をしようとすると時間と労力も長く、大きくなる傾向があります。加えて肌荒れや埋没毛などの肌トラブルを避けるためには準備が必要になるため、さらに時間と労力がかかります。

メリット

自己処理をしてもチクチクしにくくなる

脱毛の施術を受けていくとどんどん毛が減っていくので、自己処理の必要がなくなっていきます。しかし男性は毛量が多いうえ、もともと脱毛の効果には個人差があるため、部位によっては定期的な自己処理が必要になる場合もあります。ただしその場合でも、施術を受ける前よりも毛が細く、柔らかくなっているので、自己処理後のチクチク感を軽減することが可能です。

肌のトーンが上がり、若々しく見えるようになる

脱毛施術を受けた毛は毛根から抜け落ちるため、時間の経過に伴って毛穴もなくなっていきます。すると肌のトーンが明るくなり、若々しく見えるようになります。

周囲の目を気にせずファッションが楽しめるようになる

腕、胸、ワキ、背中、脚（特にスネ）など、人目が気になる部位の毛を脱毛すれば、自信を持ってそれらの部位が見えるようなファッションも楽しむことができます。

ムレやニオイが軽減される

汗をかく季節になると、ワキやVIOなどに生えた毛は汗を吸収し、ムレやニオイの温床になります。しかしこれらの毛を脱毛すれば汗はさらさらと流れていくので、ムレやニオイが軽減されます。

デメリット

毛が太く多い部位は、他の部位よりも時間がかかる可能性がある

ヒゲやVIOなどは全身の中でも毛が太く、多い部位です。しかし人体の性質上、1回の施術で脱毛機器のレーザーが反応する毛は限られているので、毛が太く、多い部位ほど、他の部位に比べて日を分けて施術する必要があります。そのため納得のいく状態になるまで時間がかかる可能性があるのです。

男性の毛は太く多いため、強い痛みを感じる場合がある

脱毛機器のレーザーは、毛の黒い部分に反応して熱を発することで、発毛組織などを破壊します。毛が太く多いほど、レーザーが反応する範囲も広く、発する熱も強くなります。そのため太い毛が多い男性の方が、女性よりも強い痛みを感じる場合があるのです。