- HOME>
- しみ
しみ
しみとは
しみとは、皮膚細胞の中で作られるメラニン色素が、なんらかの原因で排出されなくなり、沈着してしまったものを指します。最も一般的なしみは「老人性色素斑」と呼ばれる、紫外線によるダメージが蓄積することで生じるしみです。
しみの種類と原因
しみには大きく分けて4つの種類があります。以下ではそれぞれの特徴と原因について紹介します。
老人性色素斑
顔、手、背、前腕、上背など、露出しやすい部分に生じやすいしみです。原因は紫外線による肌へのダメージと考えられています。特に中年以降に現れやすいとされています。
雀卵斑(じゃくらんはん)
いわゆる「そばかす」です。たくさんの小さな茶褐色の斑点が鼻や頬の周辺などに出る症状を言います。3歳ごろから現れ、思春期になると特に多くなる傾向があります。原因は遺伝とされています。
炎症後色素沈着
肌の炎症後に生じる褐色のしみを指します。炎症がもとで肌にダメージが残り、メラニン色素が排出できなくなることが原因と考えられています。一般的には時間が経つにつれて薄くなる傾向があります。
肝斑(かんぱん)
女性の顔に生じやすいしみで、原因はホルモンバランスと考えられています。妊娠や経口避妊薬が誘発・悪化させるとされており、紫外線でも悪化する可能性があります。頬骨に沿って左右対称に現れる特徴があります。
しみの改善方法
しみの改善方法には、大きく3種類あります。スキンケア、塗り薬や飲み薬による治療、光やレーザーを用いた治療です。
スキンケア
スキンケアによるしみ改善のためには、以下のステップを実践することが重要です。
洗顔
肌にやさしい洗顔料を使用し、清潔に保ちます。刺激の少ない製品を選ぶほか、ビタミンCやレチノールなどの美白成分を含む製品を使用することで、しみの改善に効果がある場合があります。
保湿
肌が乾燥し、ターンオーバーが遅れてしまうと、しみの悪化や新しいしみの発生につながる可能性があります。そのためヒアルロン酸やセラミドなどを含む保湿剤をこまめに使用し、しっかりと保湿をします。
紫外線対策
紫外線は老人性色素斑の主な原因であり、その他のしみの悪化の原因にもなり得ます。日焼け止めを毎日使用し、帽子やサングラスをかけるなどの対策を取りましょう。
塗り薬、飲み薬による治療
しみの種類によっては、医師が処方する塗り薬や飲み薬が効果的な場合があります。塗り薬ではハイドロキノン、トレチノイン、飲み薬としてはトラネキサム酸、ビタミンC、ビタミンEなどが挙げられます。
レーザー・光を用いた治療
ダイオードレーザー(波長810〜940nm)、アレキサンドライトレーザー(波長755nm)、YAGレーザー(波長1064nm)といったレーザーや光は、メラニン色素にダメージを与えられるため、しみの症状を改善することが可能です。
当院のしみ治療
大阪市平野区のみかわ整形外科クリニックでは、フォーマアルファというダイオードレーザーを搭載した光治療器を導入しています。この光治療器は他の光治療器に比べて痛みやダウンタイムが少なく、薄いしみやそばかすには特に効果があります。
しみでお悩みの方は、ぜひ一度当院までご相談ください。
当院のしみ治療(IPL 光治療)およびフォーマアルファについての詳しい内容は、以下をご覧ください。